「かながわプラごみゼロ宣言」と新江ノ島水族館の取組「えのすいeco」
あかりの森プロジェクトの支援先である新江ノ島水族館では、毎月第3日曜日に新江ノ島水族館前の片瀬海岸西浜でのビーチクリーンを開催しています。
プラスチックによる海洋汚染が今、世界規模で大きな社会問題となっています。
2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。
神奈川県では、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組んでいるそうです。
(参考:「かながわプラごみゼロ宣言」―クジラからのメッセージ―)
新江ノ島水族館もこの神奈川県の「かながわプラごみゼロ宣言」の賛同企業として、湘南・相模湾、そして神奈川県とも連携し、「えのすいeco」の取組を行っています。
「えのすいeco」とは、新江ノ島水族館が取り組む、生物に関する生態学(エコロジー)、そして環境を考える活動(エコアクション)のこと。
地球の環境は、水が海から空へと広がり、陸となる森林に降り注ぎ、河川となり再び海へと続く水の循環により保たれていること、そして、その環境とそこに生きる多様な命の大切さを伝えています。
第165回えのすいecoデーにあかりの森プロジェクトも参加!
2024年6月16日(日)、心配されていた雨もやみ少し涼しさを感じる中、新江ノ島水族館前の砂浜にて開催された「第165回えのすいecoデー」に参加しました。
まずは、新江ノ島水族館から実施に当たっての注意事項を聞き、えのすいeco親善大使DJ・HAGGYさんのお話しを聞きます。
またこの日は、海上保安庁 湘南海上保安署の方々も参加されておりました。
あかりの森プロジェクトからは、昨年度からはじまった新江ノ島水族館との取組について集まったみなさんに紹介させていただきました。
午前9:00過ぎ、いよいよビーチクリーン開始です。
まだ少し曇ってはいますが、昼頃からは強烈な日差しが出てきたので安全にビーチクリーンを行うにはとても良い気候でした。
この日の参加人数は117人。ひろったゴミの重量は下記の通りでした。
- 集まったごみ 総重量15.1kg
- (可燃ごみ 9.0kg)
- (不燃ごみ 3.3㎏)
- (びん・缶 2.8㎏)
前回参加した時よりも不燃ごみは少なかったのですが、びん・缶が大きく増えていました。
夏も近づき、ビーチに遊びに来る人が多くなっている影響もあるかもしれません。
海の家も建設中でしたので、まもなく海水浴シーズンですが、一人一人がゴミをきちんと分別して捨てる、持ち帰ることを心がけると、きっときれいな海が保てると思います。
海を楽しみ、海に感謝し、きれいにして帰るようにしましょう。
さて、ビーチクリーン後には、海岸で拾った綺麗な貝殻を使ってビーチコーミングを楽しむ多くの方が見られました。
拾い集めた貝殻を綺麗に洗い、ノリがついている四角いコルク板の上に思い思いに貝殻を載せていきます。
載せ終わったらサラサラの砂をまぶし、コルク板の穴に紐を通すとオリジナルキーホルダーの完成です。
すてきな思い出が出来ますね!
また、あかりの森プロジェクトからは、参加された皆様に、持続可能な社会の実現および地球環境の保護、省エネルギーの大切さを学んでもらうためにシナネンが制作した、ポポネンとあかりの森の応援隊長を務めるサンリオキャラクター・シナモロールが登場する絵本「シナモロールとあかりの森のポポネン」と、オリジナルステッカーを配布いたしました。
次回は、8月18日(日)の参加を予定しております。
手ぶらで気軽に参加できますので、皆さんもご家族やお友達とご一緒にどうぞご参加ください。
なお、新江ノ島水族館の売店では、”あわたん”、シナモロール、ポポネンのコラボグッズや、オリジナルのシナモロール・ポポネングッズを販売しております。
ぜひお立ち寄りください。
あかりの森プロジェクトとは?
「あかりの森プロジェクト」はお客さまとシナネンが、ともに100年先の自然を守り、育むプロジェクトです。
環境にやさしい自然エネルギー100%を利用することで地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の削減をしながら積極的に自然を守る活動を行っています。
<あかりの森プロジェクト活動指針>
- 自然エネルギーの普及による二酸化炭素排出量の削減に努め、地球温暖化防止に取り組む
- 海や陸の自然保護、生態系の保護に関する活動に積極的に取り組む
- 様々な団体と連携し、豊かな自然を守り残していくことの大切さを伝え、気候変動の緩和や影響軽減に関する啓発に取り組む
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シナネンあかりの森メディア~自然エネルギーと100年先の未来へ~